家庭

イクメンの一番のストレス源は専業主婦!妻にメンタルやられない心構えを伝授する

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仕事と子育ての両立で苦労している夫のみなさん、毎日本当におつかれさまです!

僕も心の中では子育て頑張ってるつもりなんですが、いっときマジで病みかけた時期がありました。

原因は子供じゃなくて

当時は何やってもうまくいかず怒られてばかり。毎日家に帰るのが憂鬱だったし、休日が恐怖でしかなかった。ずっと職場にいられたらいいのにって本気で思ってました。

そんな八方塞がりの時期をどうやって乗り越えればいいのか? という問いに対して、僕なりの答えを書きました。

それ深刻に考えなくていいよとか、それはそのままでも大丈夫だよとか、乗り越えた今だからこそわかることって結構あります。

光が見えずに苦悩していた当時の自分が読んでたら、さぞかし気持ちが楽になってただろうなあっていう内容を、盛り盛り大盛りでお届けします。

がんばってるのにうまくいかない夫のみなさんに、届けこの思い!

僕のイクメン地獄体験記

まず当時の自分がどんな境遇だったかをお話ししようと思います。

僕には子供が二人います。

この二人目が生まれてから一年間が地獄。これまで生きてきて一番辛い一年でした。

あんまり辛くて離婚の方法とか、離婚したら親権は取れるのかとか、よく調べてました。

当時はこんな感じ。

何やっても怒られる

当時は何やっても怒られてました。やらなくてもまた怒られてました。選択肢が「怒られる」しかありませんでした。

こんなタイトルのブログを運営してるぐらいだから、僕はメンタル劇弱なんです。

そんな僕に向かって、嫁は1年365日の中で360日ぐらいイライラしてました。

当時はこんな感じ。

洗濯物を干すと怒られます。
嫁の干し方と違うからです。

洗濯機を回すと怒られます。
嫁の入れたかったものを入れる前に回したからです。

食器を洗うと怒られます。
使うスポンジの種類が違うからです。

ご飯を作ろうとすると怒られます。
食材の使用予定が嫁の思惑からズレるからです。

初めての場所で遊ばせようとすると怒られます。
嫁の目で安全だと確認されていないからです。

子供の服を着させようとすると怒られます。
嫁の思うコーディネートと違うからです。

子供が濡れて帰ってくると怒られます。
風邪を引くかもしれないからです。

風邪を引いた子供を病院に連れて行くと怒られます。
嫁が聞きたかったことを十分に聞いてこないからです。

嫁が子供を病院に連れて行くたびに怒ります。
自分ばかり病院通いしてしんどいからです。

親に助けを求めると怒られます。
嫁は姑のことを忌み嫌ってるからです。

知人と世間話をしていると怒られます。
嫁は自分のことを他人に知られたくないからです。

スマホ見ると怒られます。
子育てに集中してないからです。

子供と遊んでいると怒られます。
遊んでばかりで家事をやらないからです。

部屋の片付けをしようとすると怒ります。
嫁の思っている片付け方と違うからです。

風邪を引くと怒られます。
子供に移すかもしれないからです。

朝は早く出勤しないと怒られます。
目障りだからです。

帰りが遅いのが続くと怒られます。
一人で子供を風呂に入れるのがしんどいからです。

と、こんなふうに全方位何をやろうと怒られてました。よく鬱にならなかったな自分・・・。

もし嫁が楽になって毎日機嫌よくいてくれるなら、家事くらいいくらでもやるつもりでした。

朝は僕のほうが起きるの早いから、先に洗濯機回して、洗濯物干して、朝ご飯用意して、仕事から帰ったらご飯作って、洗い物して、子供を風呂に入れて、寝かせる。

そんなことを考えてました。

でも現実はどうでしょう。

この中で僕がやってもいいのは、子供を風呂に入れることと寝かせることだけ。

あとは何をやっても怒られる。そして何も任せてもらえない。さらに何もしていないことに文句を言われる。

一体どうしろと?

・・・っていう一年間でした。ザ・地獄。

どうですか?

あなたの家もこんな感じなのだとしたら、僕たちは友達になれるかもしれませんね(笑)

体調不良を隠して倒れた

一度、体調不良をこじらせて入院したことがあります。

風邪引くと体調管理ができてないことをなじられるので、基本的に体調が悪くなっても黙ってます。

怒られ続けて胃の重い日々を過ごすと免疫も弱るんでしょうか。当時は月一ペースで風邪引いてました。子供の風邪を百発百中でもらうんですよね(泣)

たいていは2日ぐらい我慢すれば治るんですが、そのときは治るどころか悪化するばかり。しかも頭痛もひどくなってきて最後は泣き叫ぶくらいの激痛に。

結局一週間我慢して倒れました。這いずるように病院にいったら熱40度出てて、病名をもらって入院一ヶ月。マジか。仕事どうしよう。ってなりました。

病名は伏せますが、医者には「ふつう子供がかかる病気だよ」って言われました。免疫力のある大人はあんまりならないそうで。やっぱり免疫弱ってたんですね。

それから高熱にうなされること一週間。

ようやく熱が少し下がってから、ふと思い返してみたんですが、体調が悪くなりはじめの二日目ぐらいのとき、

「今日ぐっすり眠れたら治るのになあ」

ってタイミングがありました。

でも眠れなかったんですよね。子供の夜泣きで。

一ヶ月も入院するぐらいなら、あとでどれだけ嫁に文句言われようと実家にでも逃げ込めばよかったのかなと思います。

だけど、同じ状況になったらきっとまた我慢しちゃうんだろうなあ。

いまだに体調悪くなっても怖くて嫁に言えないですからね。いつまで続くんだろこの状態・・・。

小遣いがない

僕の小遣いは二万円です。

これ聞いてどう思いますか?

「言うほど悪くないじゃん」

そう思ったのなら、内訳を見てください。

・昼の弁当代11,000円(500円×22日)
・通勤のガソリン代5,000円
・携帯電話代4,000円

合計20,000円。

あれ?小遣いなくなっちゃいましたね。

そうです。

僕の小遣いは実質ゼロ円です。

ね?スマホ乗り換えサービスみたいでしょ?(泣)

だからお金を使うことは一切しません。

独身のときは毎月アマゾンで五万円ぐらい使ってましたが、こんな状態になってからパッタリやめました。

休日はずっと子供と一緒にいるのでお金を使う遊びはそもそもありません。

平日も職場と家の往復だけで、遊ぶ時間はありません。

飲みにも行きません。忘年会も欠席します。たぶん誘っても来ないやつだと思われてます。でもそれでいいです。こんな僕に一撃5,000円は致命傷ですからね。

ペットボトルの飲み物すら買わなくなりました。オールシーズン、マグボトルの麦茶で我慢です。ペットボトルの水飲んでる人を見ると「ああ、金持ちがいる」と思うように。

服は手持ちが破れるまで次のは買いません。別にヨレててもダサくてもいいや死なないしって思うようになりました。

そんな生活を続けていくと物欲がなくなっていきます。

ほしいもの?う~ん子供の幸せかな」

みたいな。もはや聖人の域。

あるとき友人に「浮気したことあるでしょ?」ってからかわれたとき、僕は堂々とこう答えました。

「浮気ができる条件は①お金②時間の両方があること。僕は①②の両方ないから物理的に無理(キリッ)」

どうですか。「俺は浮気なんてしない!」っていうよりよほど説得力あるでしょ?

ははは。

はは。

号泣。

なぜあなたは辛いのか?

家に帰りたくない。

嫁と顔を合わせるのが怖い。

気づけば残業する理由を探している。

もしあなたがそんな状況なのだとしたら、残念ながらあなたはイクメンブルーに肩まで浸かってしまっています。

あなたが辛い理由は、育児ストレスというより、妻に対する対人ストレスでしょう。

やることなすこと全部うまくいかない。

妻を楽にさせたくてがんばってるのに、現実は逆で怒られてばかり。

毎日辛いですよね。

その気持ち、痛いほどわかります。僕もそうでしたから。

でも、どうかそこで自分を責めないでください。

そんな心理に追い込まれる時点で、あなたは十分良心的な夫です。

そして、妻に怒られるのは、あなたが未熟だからではありません。

妻の要求が高すぎるためです。

なぜ子育て中の専業主婦は鬼嫁化してしまうのか?

子育て中の母親は何かと神経質になりがち。

その傾向は特に専業主婦において顕著です。

唯一の収入源である夫に、家では私こそルールと言わんばかりにあれやこれやと文句をつける。

下手するとパワハラ上司まがいの言葉の暴力や人格否定。

ここまでくるともはや立派な鬼嫁です。

では、なぜこうなってしまうのか?

それには理由があります。以下、解説していきます。

ストレスのはけ口は夫だけ

人間はコミュニケーションを欲する生き物。

でも幼い子供は大人のコミュニケーション欲を満足させるにはまだ役不足です。

やってみるとわかりますが、ずっと閉じられた空間で赤ちゃんと二人きりというのは想像以上に精神を消耗します。

そんな生活の中で唯一、日常的に大人と喋れる機会があります。

そのお相手は?

そう、夫です。

子育てで腹が立っても、幼い子供に八つ当たりするわけにはいきません。

かといって友人に電話して怒鳴るわけにもいきません。

フラストレーションのはけ口は夫しかいないのです。

こうして嫁は子育ての不満をのべつまくなしに夫にぶつけます。

中にはどう考えてもとばっちりにしか思えないものもあります。

だから怒られたからといって、自分に100%原因があるだなんて思わなくていいんです。

八つ当たりルーレットでたまたま夫のマスに止まっただけ。まあ、そのルーレットには夫のマスしかないんですけどね(笑)

専業主婦が夫に求めすぎるワケ

専業主婦の家事に対する基準が高いのには、きちんと理由があります。

それは「時間があるから」です。

働いてるママだととにかく時間がありません。

家事をぜんぶ真面目にこなすのは無理。どこかで手抜きしないと回りません。

家の掃除機がけや布団干しは週一回できればよし。

出来合いのお惣菜も買う。お弁当も買う。ジジババや家事代行の手も時には借りる。

まだ離乳食の途中だけど唐揚げしかないから食べさせちゃえ。子供が熱出てきたけど寝かせとけば治るでしょ。

働いてるママはそうやって上手にあちこちで手抜きして、なんとか日々をやりくりしてるんです。

それに比べて専業主婦は時間が膨大にあります。だから家事をきちんとしようと思えばできてしまいます。

毎日掃除機かける。
毎日布団干す。
子供にファーストフードは食べさせない。
調味料は無添加にこだわる。
子供に何かあったらすぐ病院。

そりゃあできれば理想です。できるに越したことはない。

でもね。

それが全部できるのは、時間があるからです。

でも夫は専業主夫ではありません。

昼間働いてるんです。時間ないんです。

そんな夫に家事をやらせようと思ったら、せいぜい7割で良しとしないと進みません。

条件がまるで違うのに、同じ基準を要求するのがそもそもの間違い。

掃除機毎日かけなくても、布団毎日干さなくても、無添加食材でなくても、別に死にません。みんなそれで生きてるんだから。

と、仕事している夫はこう考えますが、どっこい専業主婦にそんな考えは通用しません。

いくら夫が主張しようと「使えない新人がなんかほざいてる」ぐらいの感覚です。

ロジックを説いても無駄です。女性の得意技「私の気持ちはどうなるの?」で泥仕合に突入すること必至。やめときましょう。

もし嫁が働いてくれそうなら、夫としては歓迎すべきことです。

利点は家計が助かるだけではありません。

・子育てで手抜きをする場面が出てくる
・大人と喋って気分転換できる

と、ありがたいこと尽くしです。

「働こうかな・・・」って言い出したら上手に後押ししてあげてください。

ストレスで潰れないための心構え

罪悪感は持たないでいい

あなたはよくやっています。仕事もきちんとこなして、その上、嫁の無茶な要求にも応えようとしてる。それだけで相当がんばってる方です。むしろ褒められるべき。

なのにうまくいかないのは、あなたのせいではなく、嫁の要求が高すぎるためです。

だから罪悪感は持たないでいい。

自分が悪いと思う必要はまったくありません。

どうかこれ以上自分を追い込まないでください。

最も大事な役割は給料を運んでくること

夫の役割の中で最も大切なことは、毎月安定的に給料をもらってくること。それ以上に大事なことなどありません。

これができてるのなら、それだけであなたは十分合格点です。胸を張ってください。

生活費が入らないと日常生活もままならなくなります。夫を責め苛む専業主婦は、攻撃している相手が自らの命綱であることに気づいていません。

だからこそ、あなたがこの最優先事項を守らなければいけないのです。

無事に給料をもらうためには、まともに仕事ができるメンタルを維持しなければいけません。

家が原因でうつになってる場合じゃないんです。

むしろメンタルがやられそうなときほど、自分の都合や欲求を優先しましょう。それは家庭を維持するのに必要なものです。

嫁の要求は全部叶えなくていい

嫁の要求は話半分に聞いておきましょう。

こんなことを言うと「それじゃ余計怒るだろ!」って言われるかもしれませんね。

でも、その認識は間違いです。

なぜなら、あなたが何をしようと嫁はどのみち怒るからです。

嫁が怒るのは、あなたに原因があるからではありません。

逆です。

フラストレーションのはけ口を求めて、怒る材料を探しているのです。

怒ることができれば理由は何でもいいんです。

人間、怒ろうと思えばなんとでも理由は見つけ出せるものです。

僕は田舎暮らしなので、家に車が2台あります。ときどき車を交換して嫁の車で出勤するときがあるのですが、嫁の車に乗ってガソリンが減っていると、満タンにして返すことにしています。

そのときもいつものように満タンにして返しました。特に報告したりはしません。

しかしそれを見つけた嫁が僕に向かって怒鳴りました。

「私の方が何回もあんたの車にガソリン入れてるから!!!」

これ、すごくないですか?

仮に僕が「ガソリン入れてやったぞ」って恩着せがましく言ったのだとしたら、この反応はわかります。

でも、黙ってる相手に向かって、「自分はより良いことをしてるんだからお前は調子乗んな」って言ってるわけです。さすがにイチャモンもいいところ。

とまあこのように、怒ろうと思えばどんな角度からでも怒れるのです。

だから嫁の叱責は真に受けないでいいんです。どうせ何やっても気に食わないんだから。

それより家で消耗しないことが大切です。

多すぎる要求に応えようとするのは、今日でおしまいにしましょう。

ストレスは上手く解消しよう!

当たり前ですが、嫁の前であからさまに遊んでいたら雷が落ちます。

でも、だからといって僕たちは遊んではいけないのか?

ストレス解消をまったくせずに仕事と家事だけの人生を送らなきゃいけないのか?

ん な わ け な い 。

休んでいい。遊んでいいんですよ。

だって生活を支えてるのは僕たち夫なんですから。

でも、なんだかんだ言って嫁には逆らえないですよね。

だから上手にガス抜きしましょう。

そのあたりのコツはこちらの記事にまとめてますのでどうぞ。

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まとめ

今の状況は辛いでしょうが、自力で解決しようとするとドツボにはまるので、ひたすらやりすごしましょう。

大事なことなので何度でも言いますが、あなたがどれだけ尽くしてもイライラ嫁が満足することはありません。

嫁の言うことをすべて真に受けていると病んでしまうので、上手に息抜きしてイライラ期を乗り越えてくださいね。

育児は持久戦です。子供が成長するにつれ、嫁の機嫌もマシになっていきます。それまでどうか持ちこたえてください。

きっとまた笑顔で会話できる日がやってきます。今の僕のように。

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