職場 ひいき ストレス

上司
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「なんか、あの子ばっかりラクしてない?」

「あの子にばかり優しくない?」

そんな上司っていますよね。

仕事はチームワークでやるもの。同じ会社にいるものどうし、量も辛さもみんなで平等に分かち合うのは当然。

なのにえこひいき上司ときたら、お気に入りの部下とそうでない部下では対応も違うし仕事量も違うしキツさも違う。何もかも違う。それもあからさまに。

せめて給料で報いてくれるならまだガマンもできますが、同じ給料なんだからやってられません。

なんでそんなに差がつくの? 自分何か悪いことした?

そんな心の叫びをあげている人に向けて、今回はそんなえこひいき上司について解説します。

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僕のえこひいき上司体験談

社会人一発目に遭遇した元上司は、パワハラで有名な人でした。

仕事は優秀でしたが、周りにも自分と同じ基準を求めるので、僕もしんどかった思い出しかありません。

元部下には耳鳴りが止まなくなったり、メンタルやられて精神科に通院している人もいました。

「上司はAさんです」と言うと必ず「うわぁ大変・・・がんばってね」と同情交じりに言われたものです。

そんなAさんでしたが、女の子には露骨に態度が違いました。特に従順なBさん。

・僕たちがミスしたとき

「大学出てるのにそんなこともわからないの?(注:学歴コンプレックスも激しい)」

「自分の時給考えてみろよ」

・お気に入りのBさんがミスしたとき

「あははっ。いいねそうでなくっちゃね~」

「こうやると簡単にできるんだよ~」

なんだこの落差は。

えっと・・・給料ほとんど変わらないはずだよね?

なんなの?二重人格なの?

あと、お気に入りのBさんは仕事もほとんどなくて、簡単なルーチンワークしかなかったんです。

僕たちは残業ばかりしてるのにその子は時間余らせて余裕の定時帰り。

ちょっと仕事の配分を変えようと思って話を持ち掛けると、聞きつけていちいちストップかけてくるんですよ、Aさんが!

・担当を変えてもらおう

僕「この仕事、担当変わってくれない?」

B「はい、わかりm「その仕事はお前の担当だろ!責任もってやれ!」

・軽い仕事をやってもらおう

僕「弁当の注文係やってくれない?」

B「はい、わかりm「そんなお手伝いさんみたいなことをさせるな!」

じゃ何させりゃいいんだよ。

わかった。百歩譲ってその子はひいきしてもいい。

だけど僕も混ぜろ。

仕事減らせ。

トチっても「もう~しょうがないな~(キラッ☆)」って言え。

むしろ「今までキツく当たっててごめんね!実はきみたちに優しくすると死ぬ呪いにかかってたんだ!でももう呪いは解けた!ほらもう大丈夫!その証拠に見て?ほら服従のポーズだよ~!」って言って寝っ転がって腹見せろ。全力で踏みつけるから。

・・・なんて、そんなむなしい妄想しながら、結局上司が変わるまで4年間その状態が続きましたとさ。

えこひいき上司の特徴

お気に入りの部下には激甘

こういう上司は、気に入られると超イージーモードです。

難しい仕事は振られないし、ミスしてもニコニコ笑って許してくれます。本人はそりゃラクでしょうが、周りはフラストレーションがたまるたまる。

仕事ぶりが評価されて気に入られるならまだ納得がいきますが、いわゆる「お気に入り」と言われる人(特に女子)のほとんどは単に「かわいい」「愛嬌がある」といった仕事能力以外の部分で評価されます。

このとき、上司はお気に入りの部下を仕事仲間として見てはいません。

かわいい部下はいわば大好きなマスコットキャラのような存在。

お気に入りのマスコットが泥にまみれている姿は見たくないですよね? それと同じで、マスコット(お気に入り部下)にはいつもニコニコしていてほしいし、汚れる仕事は人間(その他の部下)にやらせようと思うのです。

もう一つは、自分が気に入っているのと同じように、自分もその部下に気に入られたいという欲求があります。好きだから嫌われたくないのです。

キツい仕事を振ると嫌われるからやりません。注意すると嫌われるからやりません。そりゃ簡単な仕事ばかりになりますよね。

気に入らない部下には厳しい

特定の部下だけがえこひいき上司に気に入られて、仕事がラクになります。だからといって仕事の総量が減るわけではありません。じゃあ誰にしわ寄せがいくのか? もちろん気に入られなかった部下たちです。

「え?『○○さんに手伝わせたらいいのに』? ダメダメ、マスコットは愛嬌を振りまくのが仕事なんだから。ニコニコしててくれたらそれでいーの。泥にまみれるのはお前の仕事だろ?」

はっきり言語化されてこそいませんが、えこひいき上司の思考回路はマジでこんな感じです。マスコットと部下は別物。別枠。こんなダブルスタンダードを平気でやります。

前任者と比較する

「前任の〇〇さんはあれもこれもやってくれてたのに△△さんは気が利かないね」と言われてカチンときたことはありませんか?

人と人とを比べる、というのは誰でもやります。心の中で「あの人の方がやりやすかったのにな・・・」とは誰しも思ったことがあるでしょう。ただしふつうは口には出さないもの。人間関係がこじれますからね。

しかしえこひいき上司は違います。それを露骨に口や態度で表すのです。そうすることで部下の信頼を損なっているという自覚がありません。

なぜえこひいきをするのか?

えこひいきをする理由はたったひとつで、気に入った部下には気に入られたいからです。

「自分が好きなんだから、相手にも自分のことを好きでいてほしい』

えこひいき上司の中ではこんな心理が働いています。

困ってるのを放置したら「○○さん、助けてくれないんだ・・・」と思われちゃうかもしれません。

ミスを叱ったら「○○さん、怖い・・・」と思われちゃうかもしれません。

そうなったら嫌われちゃうかもしれません。そんなのダメダメ。だからこの子の仕事を減らしてあげなくっちゃ!

・・・んで、周りを見渡して「お前この仕事やれ(お前のこと好きじゃないから仕事押し付けても別にいいや)」ってなるわけですね。このクソ上司が!

 

えこひいき上司の対処法

結論から言うと「すり寄る必要はありません。自分の仕事をきちんとやりましょう」です。これだけ。

えこひいき上司に気に入られて、仕事がイージーモードになってる人を見ると、羨ましいと思うかもしれません。

だからといって、じゃあ自分も上司にすり寄って・・・と考えるのは危険です。

なぜなら、あなたを評価しているのはその上司だけではないからです

気に入られている部下を見て、あなたはどんな気持ちを抱きましたか?

少なくとも「あの子目指してがんばるぞ!」なんていうポジティブな感想は出てこないですよね。

「羨ましい」「自分ばっかりラクして・・・」といった少しネガティブな気持ちを持ったのではないでしょうか。

それと同じことです。あなたが上司に上手に取り入ることができたとしても、周りが「〇〇さんみたいになりたい!」と憧れの気持ちを抱くことはありません。

むしろ「ラクしやがって・・・」と悪い印象を持たれてしまうでしょう。

そうなるとチームワークにも支障が出ます。周囲に協力してほしいときに、「あんな奴の言うことなんか聞くもんか!」と思われてしまうと困りますよね。

上司に気に入られることで仕事がラクになるのはその場限りです。ラクになったあなたを見て、周囲は評価を下げます。

その上司と一緒に仕事をする期間は長くても数年ですが、仕事人生はそれからもまだ続くのです。

そう考えると、その場しのぎの態度を覚えるより、実力をつけた方が長い目で見てトクです。

だから、まず考えるべきは、しっかり仕事をすること。

ラクになった子はそのぶん成長しないので、後で苦しくなるのです。

同じ気に入られるのでも、ラクをするために気に入られるのではなく、仕事をスムーズにするために気に入られるという意識でいてください。同僚にもそのことをわかっておいてもらえれば、関係がこじれることもありません。

自分はえこひいきをしていないか? 振り返ろう

えこひいきをされる側はまざまざと実感していますが、する側は「俺ってえこひいきしてるなあ」なんて自覚はありません。

そしてそれは自分にも言えること。

こんなにえこひいきで腹が立っている自分も、もしかしたら誰かにえこひいきしてしまっているかもしれないのです。

人間である以上、好き嫌いはどうしてもあります。

好きな人には自然にニコニコするし、嫌いな人だと自然に顔がこわばります。

相手もそれを見て「この人には好かれてる(嫌われてる)な」と無意識に判断します。

自分で自分を振り返ってみてください。好きな人と嫌いな人で対応に差をつけてしまってはいませんか?

好きな人の相談だと「こうしたらいいんじゃないかな」ってアドバイスできるのに、嫌いな人だと「だからあなたはダメなんだよ」ってアラ探し目線で言ってしまう。経験ありませんか?僕はあります。

平等にふるまうのは、簡単に見えて実は難しいこと。

特に嫌いな相手に接するときは、自分で意識していないとなかなか平等な対応にはなりません。

大嫌いなえこひいき上司にならないためにも、「自分はえこひいきしていないか?」とときどき自分に問いかけてみましょう。

まとめ

えこひいき上司はまともに相手しないのが一番です。ムリしてすり寄ってもあなたのためになりません。

その子がひいきされてラクな仕事をしている間に、ちゃんと仕事をしているあなたとの差はどんどん広がっていきます。

どのみち必要とされなければ仕事が続けられないのですから、どちらが生き残りやすいかは一目瞭然です。

大事なことなのでもう一度言います。あなたを見ている人はその上司だけではないのです。

実力できちんと評価されることを心がけてください。

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