結論から言います。
ガチで食えるスキルは「プログラミング」です。
僕は1年前にブログを始めたわけですが、今同じ状況に置かれたら、絶対にプログラミング一択です。
当時は何かのスキルで食えるようになろうと思っていました。
文章書くのは誰にでもできるだろ。
日本語だし。
・・・なんて浅はかな気持ちでロクに調べもせずブログの世界に飛び込みました。
もちろんプログラミングという言葉自体は知っていましたが、プログラマーって下働きのイメージがあったんですよね。
SEの職場はロクな奴がいない、変な上司ばっかりだ、なんて風潮が流行っていたせいで、
「そんなブラックな職場はイヤだ!」
とイメージだけで思い込んでいました。
当時の僕に会ったら、今の僕は首根っこをむんずと掴まえてこう言うでしょう。
バカ野郎。
さっさとプログラミングやれ。
まだ間に合うから。
実は今も始めたい気持ちで満々ですが、ブログには結構な時間を費やしてしまっているので、やめるにやめられません。同時並行は時間的にムリ。
でも、これを読んでるあなたがもし、何を始めようか迷ってるんだったら、まだ間に合います。
僕みたいな後悔はしてほしくない。
プログラミングは一度身につければガチで一生食えるスキルになります。
試してみてもしダメでもほぼ無傷。
もしあなたがこれから何を勉強しようか迷っているのなら、ぜひ一度はトライしてみてください。
これからの時代にプログラミングが必要な理由3つ
理由① 年収が高い
時価総額トップ10のうちIT企業が7社が占めています。
(2019.3現在)
これからもエンジニアITはますます重要になるでしょう。
フリーランスになっても怖くない
プログラミングの腕を身につけることができれば、会社に所属せずフリーランスとして仕事を受注することができます。
元手はPC一つだけ。大きな借金も人手もいりません。そのうえ上司もいないって最高ですね。
参考までに相場は以下。
・ホームページ作成(1~10p程度) 50,000~300,000円
・アプリ開発 50,000~1,000,000円
(出典:クラウドワークス)
メルカリでハンドメイドの雑貨を売るのに比べると、1発1発がケタ違いに大きいことがわかります。
プログラミングで食うことの敷居はこれからますます下がっていくでしょう。
プログラマー人材はますます希少になる
今後、小学校からプログラミングの授業が開始されます。
「そうなるとライバルが増えて自分なんて埋もれちゃうんじゃないの?」
・・・って思いますよね。
でも心配いりません。
いくら学校で教えたところで、プログラミング人口はさほど増えません。
なぜ自信満々にこんなことを断言できるのか?
その理由は、英語です。
あなたは英語が喋れますか?
僕は喋れません。中学高校大学と合計10年も勉強してきたのに、です。
これは僕だけではありません。日本人の中で英語を喋れる人はいまだに一握りです。
楽天が実施した英語に関するアンケート調査によると、英語が得意と回答した人の割合はわずか8.7%。
(出典:楽天インサイト)
教室でたとえると、30人のクラスで英語が得意になったのはせいぜい2人。
めちゃくちゃ少ないですよね。
ここから言えるのは、本気で学ばないと、たとえ10年費やしてもスキルは身につかないということです。
プログラミングも同じです。
いくら必須科目になろうと、学ぶ意欲のない人が受けても身につきません。
にもかかわらず、これからプログラマー人材の需要は増していきます。
自動運転やAIを皮切りに、これからはオートメーション化の大波がやってくるでしょう。それはもう明らかすぎるほど明らかな未来です。
大波を起こすには、そのための人材が大量に必要です。
需要は高まる一方なのに、供給は増えない。
だからプログラマー人材はますます希少になり、ますます稼げる職業になります。
このことは、地震の備えと似ています。
いつくるかわからない脅威に対して、人は驚くほど鈍感です。
東南海地震が将来ほぼ確実にくるとわかっていても、多くの人は高をくくっています。
生き延びられるのは着々と日頃の備えをしていた人だけ。
それと同じ。
機械化、ロボット化、オートメーション化の波はすぐそこまでやってきています。
あなたには2つの未来があります。
・波に乗って最先端で活躍する未来。
・波に飲まれて、他人を羨ましがりながらズブズブと沈んでいく未来。
あなたはどちらの未来を迎えますか?
自分のアタマで考える力が身につく
プログラミングを強く薦める最大の理由がこれです。
元任天堂社長の故・岩田聡さんは、社長になる前はゲームプログラミングの世界では有名なスター選手でした。
その彼がこんな言葉を残しています。
”(中略)社長って、「お金も、人も、時間も足りない」という有限のリソースの中でやりくりしなくちゃいけなくて。そうなると、イヤでも「最適化ゲーム」を考えるわけですよ。
やってみると「プログラムをどう変えたらコードが一番短くてコンパクトで速くなるか」みたいなことと実はすごく似ていて。頭の中で動いている思考パターンがほとんど同じだったんです。
だからむしろ後になって「ああ、これが経営なのか」みたいなのが分かってきて。”
(出典:4Gamer.net)
経営者に必要とされるのは、何よりも自分のアタマで考える力。
言い換えれば論理的思考力です。
速くて短いコードを書ける能力は、強い論理的思考力とほぼ同義。
プログラマーの世界にとどまらず、広く応用がきく。
そう、プログラミング思考は万能スキルなのです。
たとえプログラマーをやめたとしても、そこで鍛えられた強靭な思考力は失われません。
周りに流されることなく、自分で考え、自ら危機を打開する。
そんな人材になることができれば、食いっぱぐれることはまずありません。
これが一生食える最大の理由です。
プログラミングを身につけるには?
習得の仕方
方法は主に3種類あります。
①独学
費用 0円
身に着けるまでの時間 ??
②プログラミングスクール
費用 30万円
身に着けるまでの時間 3ヶ月
③専門学校
費用 200万円
身に着けるまでの時間 2年
向いてる人
①独学
一人でもモチベーションを高く保ってしっかり継続できる人
②プログラミングスクール
短期間でマスターしたい人
③専門学校
学生
補足 独学は挫折しやすい
実は以前、プログラミングを独学しようと勉強したことがありました。
言語はC++とRubyです。
でも結果、挫折しました。
原因はエラーです。
コードを組むこと自体はできるんですよ。でも初心者はエラーが直せない。
エラーってプログラミングにはつきもので、どうやっても避けて通ることができません。むしろプログラミングで一番費やす時間が多いのがエラーの修正(デバッグ)です。
初心者はたった数十行のコードからエラーを見つけるのに一時間も二時間もかかったりします。
このPCとにらめっこする時間ってかなり精神が摩耗します。
「何回見てもわかんねー・・・」
「動くはずなのに・・・」
って思いながら気づくと一時間経ってる。
なんてことを繰り返すとどんどんイライラしてきます。
思うように進まないのがストレスになるんですね。
上級者なら一瞬で見抜けるエラーに、初心者はムダに時間を費やしてしまうわけです。
「教えてくれる人がいたらなあ・・・」ってどれだけ思ったことか。
このように、独学するのはたしかにタダですが、そのぶん時間がかかるし挫折しやすいということは知っておいてください。
時間費やしたあげく身につかなかったっていうのが一番損ですからね。
その点プログラミングスクールや専門学校ではプロに聞けるのが強い。
プロは初心者が1時間考えてもわからない課題を一瞬で解いてくれます。効率が段違い。
別にスクールでなくてもいいですが、上級者に質問できる体制は整えておくべきです。
でないと挫折しちゃいますからね。僕みたいに。
上達のコツ
インプットとアウトプットの両方やる
上達するにはインプットだけでもアウトプットだけでもダメ。両方やることが大切です。
たとえばプログラミングの本を1冊買ったとします。
第一章の内容を全部理解してからPCに向かう。これは上達が遅い人のやり方です。
上達が早い人はこうです。
ざっと読む。
3-5割ぐらいの理解で、実際にコードを書いてみる。
エラーが出る。
「なんでエラー出たんだろ?」本やグーグルとにらめっこして解決。
それでプログラムが動けば良し。次に進みます。
しばらくやっても解決しないときも次に進みます。
こんな感じで、ある程度できたらどんどん次に進んでいきます。
完璧主義の人や失敗が怖い人は100点満点にしたがるのですが、習得スピードの点からいうととにかく進む人のほうが圧倒的に早いです。
目標を持ってやる
ただ漫然と「プログラミングうまくなりたい」だけではモチベーションを最後まで保つのは難しいです。
習得した先に何があるか?という未来を想像して、その未来に向かって進むのがモチベーションを保つ秘訣です。
たとえば・・・
「こんなスマホアプリを一人で作ってみたい!」
「会社やめて独立して、企業ホームページ作成を一人で請け負ってる自分」
→じゃあ、そうなるための方法は?
というふうに、目的を設定して、その目標に向かって進んでいくのが近道です。
時間をお金で買う
お金がもったいないからなんとかタダで済ませたい・・という考え方はとてもよくわかりますが、これは上達が遅い人の考え方です。
お金持ちなら全員やってる考え方、それは「時間をお金で買う」という発想です。
僕たちにもっとも大切なのは時間です。
お金は稼げますが時間は作り出すことができません。
だからこそ、お金持ちは自己投資にお金をかけるのです。
実際、独学なら半年かかるようなレベルに、スクールだと一ヶ月で達したりします。
数万円や数十万円のお金を惜しんだがために、稼げるスキルが身につかなかった、というのはもったいないです。
ディズニーランドで楽しむための一万円と、プログラミング学習に費やす一万円は、まったく違います。
自分への投資にはしっかりとお金を使うべきです。
プログラミングを身につけたあとはどうする?
目標はフリーランス。
何度も言いますがプログラミングはきちんと身につければ余裕で食えます。
小さな会社だとプログラミングに詳しい社員がおらず、ホームページ作成などweb周りを外注しているところも多いです。
そういうところから開発業務を受注していくだけで普通のサラリーマンの年収は余裕で超えます。
ただし、企業側も実績がない人にはなかなか依頼しません。
そこで、次のステップは実績づくりです。
手っ取り早い実績づくりは、成果物を見せること。
ホームページ作成の受注を目指すなら、javaでグリグリ動くPR用のページを作って見せる。
アプリ開発を請け負うなら、iphoneアプリを作ってアップルストアに登録する。
「こんなことができるなら発注してもよさそうだな」と思ってもらえれば勝ちです。
システム開発系の会社で勤務実績を積むのもアリですね。
プログラミングスクールだと就職斡旋もしているので渡りに船です。
無料で試せるプログラミングスクール
「ちょっと試しに学んでみたいな、でもすぐにお金払っていいかどうか迷うな」
という人向けに、無料レッスンが受けられるプログラミングスクールを紹介しておきます。
全部オンライン完結型です。家でそのまま申し込んでそのまま全部できる。
Tech Boostだけは対面も可です。オフィスのある渋谷に近い人はこちらでもいいですね。
身につけるまでの時間・料金
・時間 3ヶ月ぐらい
・料金 30万円ぐらい
高いと思いましたか?
でも1回身につけてしまえば、クラウドソーシングの受注一発でお釣りがきます。
・ホームページ作成(1~10p程度) 50,000~300,000円
・アプリ開発 50,000~1,000,000円
こんな感じ。(出典:クラウドワークス)
プログラミングの報酬はそんな破壊力を秘めているのです。
結論。
プログラミングスクールは安すぎる。
以上。
人生の勝敗を分けるのは実行力。やるならすぐにやれ
「チャンスの神様には前髪しかない」という話を知っていますか?
チャンスはあなたに向かってきたときにしか掴めず、通り過ぎたあとに掴もうとしてももう遅い、という逸話です。
平凡な僕たちの中にも勝ち組と負け組がいます。それを決定づける要因は、新しいものに飛びつく能力です。
「絶対失敗するよ」と言われて大成功した例は枚挙にいとまがありません。
なぜ成功したのか?
理由は単純。
向かってきたチャンスに、すぐ飛びついたからです。
もしあなたがこのページを閉じてしまったら、きっと一生、プログラミングに関わる機会は訪れないでしょう。
チャンスの神様には前髪しかないからです。
向いてるかどうかはやってみないとわかりません。
ここ大事なのでもう一度言いますよ。
やってみないと、向いてるかどうかの判別さえつかないのです。
「向いてたのかもな」といつまでも引きずるくらいなら、早めに見切りをつけて次に行きましょう。
成功したときのリターンの大きさを考えると、プログラミング、大いに試す価値アリです。
何度も言いますが、きちんと身に着ければガチで一生食えます。
それぐらい決定的な分かれ道の前に、あなたは立っているのです。