使えない奴扱いされると辛いですよね。
世の中にはバカにされた経験をバネに頑張れる人もいるようですが、あいにく僕は逆でした。
いくらやる気があっても、お前はダメだなんて言われ続けてると熱意はしぼむし仕事は苦痛だし、最初のフレッシュな気持ちはどこにいっちゃったんだろう、なんて思います。
でも、以前はよく馬鹿にされていた僕ですが、少なくとも今は職場の人たちに馬鹿にされることはなくなりました。
言っておきますが自分はそんなに変わってません(成長したと思いたいですが・・・(笑))。
やったことは環境を変えただけ。
場所が変わっただけで周りの評価は180度変わります。これは僕自身体験したことで確信を持って言えることです。
使えないと言われ続けて気持ちが腐ってしまうぐらいなら、環境を変えて、周りに認められる気持ちのいい毎日を手に入れてみませんか。
過去に僕が言われた「使えない」系ワード
「大学出てるのにそんなのも知らないのぉ?」
学歴コンプレックス上司から言われた言葉。
高卒の上司で、僕は大学のことなんて一言も話してないのに大学名まで知ってて、オイ個人情報漏れてるぞ人事。
ちなみにシチュエーションは職場の備品修理のやり方がわからず困っていたときでした。
「大学でDIYは教わらないんですが」って喉まで出かかって止めた、夏。
「時給で計算してみろよ」
これは時給分の仕事してないって意味ですね。
今でも思い出す、ニヤニヤしながら言われたセリフ。
excelの効率的な使い方がわからず、一時間たってもまるで作業が進んでいないときに言われました。
(※セキュリティの都合でネットが使えなずググれない職場でした)
この上司は優秀で博識で努力家で度胸もあって弁も立つ、ほとんどパーフェクトな人でした。性格がねじ曲がってる以外は。
皮肉屋で差別屋で、なおかつ同じ水準を求められるからキツかったですね。
「あんたみたいに優秀じゃなくて悪かったな、バーカ!」って思いながら仕事してました。
優秀リンク●
「こいつなんにも考えてないからね」
職場のカーペットを切るからカッター持ってこい、と言われ、事務に使う細いカッターを持っていきました。
そこで通りがかった別の先輩に「もっと太いカッターの方が良くない?」と言われたときに上司が返したセリフ。
そりゃあ僕だってゴツいカッターの方がいいと思ったさ!探したんだよでも見つからなかったんだよー!なんて言う気持ちも失せ、ハイハイどうせ何も考えてませんよぉーだ!と卑屈になった、冬。
おまけ 「使えない」系ワード嫁から言われた編
「ほんと役に立たないわー」
最近言われたてのセリフ。
仕事からの帰りがけに頼まれた買い物を忘れたときに言われました。
これ系の言葉を言われ続けているとマジでお役に立とうという気がなくなります。
「なんべんも言うけどあんたには期待してないから」
この「なんべんも言うけど」ってとこがミソ。
実際何回も言われてますしね。
最初はショック受けてましたけど、えらいもんで今では「あーまた例のやつ」って思えるようになりました。慣れってステキ。
「あんたの気遣い、ぜんぶ間違い」
良かれと思って気を利かせるたびに怒られるという負のスパイラルを繰り返した挙げ句言われたセリフ。
最初は落ち込みましたが、今では「考えてもどうせ間違うんだからもう言われたことしかしない」と割り切りました。こんにちは、指示待ち人間です。
でもたしかに指示待ち人間になってからの方が怒られる回数減ったんですよね。
うちの嫁はなんでも自分の思いどおりにしたいタイプなので、予定外のことをされるより指示待ち人間の方がまだマシなのかも、と自己分析。
「好きなだけ寝てられていいよねー」
具合が悪いのを隠し続けて治るどころか悪化させ、ついに倒れて入院したあとに言われたセリフ。
「私は具合悪くてもガマンして子供の面倒見てるのに、あんたは逃げられていいよね」みたいな文脈でした。
いやわかる。気持ちはわかるんだけどせめて治ってから言え。
え?なんで具合悪いの隠し続けたかって?
体調管理できてないって怒られるからね。
環境が変わると評価も変わる
仕事できないとか役に立たないとかって嘆く前に、考えることがあります。
それは「その仕事、身の丈に合ってますか?」ってこと。
仕事内容が向いてるかどうかももちろんですが、周りのレベルと自分のレベルが合っているかどうかも大切です。
RPGを思い浮かべてください。ドラクエでもなんでもいいです。
仮にレベル1でラスボスに挑んだら瞬殺されますよね。いやラスボスにすらたどり着けずにラストダンジョンの入口でゲームオーバーになってしまうでしょう。
いくら最強の剣と最強の防具で身を固めていても同じこと。HP20ぐらいしかないから一撃で死にます。
そのため、最初はスライムやブラウニーを倒して少しずつレベルを上げていくのがふつうです。
それと同じことが仕事にも言えます。
あなたのレベルと周りのレベルは合っていますか?
レベルがまだ追いついてないのにラストダンジョンに挑もうとしてませんか?
何を隠そう僕自身、このことを身を持って実感した一人です。
以前の職場では上司が超優秀だったこともあって、やることなすことビシバシ指摘されるので、「自分、よっぽど役立たずなんだなあ。いっそクビにしてくれないかなあ」なんて毎日思ってました。正直辛かったです。
ところが仕事が変わるとあらフシギ。
それまでのクソ評価が一転、みんなが褒めてくれるようになったのです。
ふつうに会議してるだけなのに「よくそこまで考えられるよね」って言われたり。
打ち合わせで問題点を指摘すると「さすが!」って言われたり。
何より「ありがとう」を頻繁に言われるようになりました。前の職場ではまず聞かなかった言葉です。
最初はお世辞で言ってくれてるのかなと警戒していましたが、しばらく働いていてもそのままだったので、思い直しました。
前の職場ではあれだけデキが悪かった僕なのに、どうやらここでは認めてもらっているらしい。
そう思えるようになると、とたんに仕事が楽しくなりました。
仕事ぶりを認めてくれることで「役に立ってる感」を感じられるようになります。
誰かのお役に立てて、周りの人たちが喜んでくれるのって、それだけで純粋に嬉しいんですよね。
そう思わせてくれたのは今の上司や同僚のおかげです。
そんな人たちと一緒に仕事ができているので、毎日が楽しい日々に変わりました。
だから身の丈にあった仕事選びって大切。
環境変わるとほんとに変わりますよ。
デキない自分に苦しんでいるのなら、いっそ別の職場を探してみませんか。
もしかしたら次は、自信を持って働ける職場に巡り会えるかもしれないんですから。